どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
ブラックな施設で長く働いていると知らないうちに都合のいいように洗脳されてしまう
世間一般的には許されていないことや違法なことでも正当化してしまう怖さがある
こういう施設に入って洗脳されたら抜け出すことも出来ずに人生を大半を犠牲にしてしまう
人間怖いものでどんな環境も慣れてしまう
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) February 17, 2021
ブラックな施設で長く働いていると知らないうちに都合のいいように洗脳されてしまう
世間一般的には許されていないことや違法なことでも正当化してしまう怖さがある
こういう施設に入って洗脳されたら抜け出すことも出来ずに人生を大半を犠牲にしてしまう
人間怖いものでどんな環境も慣れてしまう
今回は上記のツイートを掘り下げていきたいと思います。
僕が今まで行った施設でも介護職への洗脳が行き届いていて「これはどうしようもないやつだ・・・」と感じるところがありました。
そして共通する部分として精神論がはびこっています。
この記事では介護施設による洗脳に関して書いていきたいと思います。
ちなみにブラック施設の特徴に関して解説した記事がありますのでもし良かったら読んで見てください。

宗教的な洗脳を行う介護施設の主な特徴

一部の施設で宗教的な洗脳をする所の特徴として
・施設の経営者が社会貢献の意識が強すぎる
・利益を最大限得るために洗脳して安く働かせる
・精神論が蔓延っている
というのがあります
労働者のことを自己実現のための道具にしか考えていない経営者は洗脳をしたがります
とりあえずすぐ逃げよう
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) February 17, 2021
中で長く働いている人は洗脳されている意識はなくて「それは介護士として当たり前なことだ」と思い込んでいます。
側か見るとそれは健全な状態ではないと僕は思っています。
そういう施設に出会ってしまい、違和感を感じたのは健全な状態であって取り返しのつかないことになる前に逃げましょう
・施設の経営者が社会貢献の意識が強すぎるケース
・利益を最大限得るために洗脳して安く働かせる
・精神論が蔓延っている介護施設
施設の経営者が社会貢献の意識が強すぎるケース
多くの施設の経営者「社会貢献のために施設を経営している」というケースがあります。
個人的な偏見になりますけど、議員のしている施設とかはその傾向が強いです。
それに加えて「社会貢献をしているパフォーマンシをして票を集めよう」という魂胆もあります。


「社会貢献」とか言うと聞こえがいいのですけど、それも結局は自分のためではないか?と思うことが多いです。
社会貢献を盾に介護職に無理に働かせるケースは非常に多いです。
「社会貢献」ではなくて自己中心的なエゴである
社会貢献の意識が強いと「社会貢献のために全てを捧げて働け」という感じになります。
介護職として働いている人は、高齢者から感謝されることにやりがいを感じることができることに、仕事の楽しみを見出すことができています。
その気持ちを利用して自己実現の道具にしている経営者も多いです。
社会貢献といえば自分のしている理不尽もまかり通ると思っている人が多いです。
個人的には社会貢献のために仕事はしない方がいいと思っています。

綺麗事を言う介護施設で働くと介護職員は搾取されやすい
下で働く人からしたら知らないうちに時間とお金を搾取されているケースも多いです。
社会貢献の意識が強い人だと、職員に利益を還元せずに新しい施設を作ったりボランティア事業に力を入れることも多いです。
そうなってくると純利益が残らずに中で働いている人が割りに合わない仕事をしていることも多いです。
別に社会貢献の意識が高いのは悪いことではないのです。
しかし利益を上げて還元するという姿勢が低いと結果ケアの質が下がり、労働者は搾取されてしまいます。
そう言う施設で働いてしまうと「社会貢献」という言葉に洗脳されて、結果自分や周りの家族などの人を不幸にしてしまうこともあります。
なので面接時にこの理念の部分を聞いて「社会貢献の意識が強い」ということを確認して内定を辞退したほうがいいです。
この特徴は非常に分かりやすいので、判断しやすいと思います。

利益を最大限得るために洗脳して安く働かせる
これは悪意のある施設の経営者がすることですけど、「社会貢献」とか「やりがい」をチラつかせてサービス残業をさせて利益を得るケースです。
実際に経営者からしたらサービス残業をしてもらうのは非常にありがたいことで得をします。
人件費を抑える事が介護施設の利益になる
逆に残業を全くしない職員が多かったら必要な職員の数が増えたりしてその分の採用費がなくなってしまいます。
実際に介護保険での補助金には限界があるので、どこを削るのか?と言われたら人件費しかないわけです。
なのでいい風に言って、なんとかサービス残業にこぎつける必要があります。
そのために「社会貢献」とか「やりがい」とか「利用者の笑顔」という言葉を連呼します。
これは経営側の立場になって考えると非常に分かりやすい構図です。
そして多くの従業員を雇って利益を出し続けるのは介護の性質上難しいです。
施設を継続するためには職員に我慢をしてもらわないと厳しいのも現実です。
介護保険に頼っているとジリ貧になる
中には介護保険に依存しない経営をして利益を上げている所があって、そういう施設では職員に還元してお互いが利益がある状態になります。
なのでそういう施設で働くように意識したほうがいいと思います。
そしてこの経営者の考えに感化されてしまった人はもう洗脳が完了してどんな理不尽な指示でも「これは利用者のためだ」と思い込んでしまいます。
いいように経営者の手のひらで踊らされているわけです。
感情論に感化されやすい人は絶好なカモになるわけです。
これの悪いところは「お金儲けは悪いこと」「お金よりもやりがいだ」というお金を軽視する考えになって仕事だけではなくてプライベートも蝕むことです。

精神論が蔓延っている介護施設
結構多くの介護施設では精神論がまかり通っています。
逆に精神論を振りかざしながら仕事をさせていない施設の方が探すのが大変なレベルです。
介護の仕事は「特別」という意識が労働環境の悪化を作っている
・「利用者の笑顔が最大の見返りだ」
・「お金より大切なことがある」
・「僕たちは非常に大切な仕事をしている」
この精神論の蔓延によって起こることは介護職のプライドが必要以上にかたまって頑固になってしまうことです。

なんか介護職に対して「特別な仕事だ」と思っている人が多いけど、実際にそんなことはないです。
別にどの仕事もやりがいがありますし、誇りを持って働いている人がたくさんいます。
なので別に介護職だけの特権ではないです。
中には介護職以外の仕事をしている人を「この人たちは社会に貢献していない」みたいに批判する人もいます。
ここまで言っていると「もう末期だな」と感じてしまいます。
洗脳が完了した介護職員は視野が狭くなってしまう
施設の洗脳が完了してしまった人は、周りのことが見えなくなって自分のいる介護業界に固執してしまいます。
もちろんそういう人たちによって業界が支えられている事実もありますし、大きな社会貢献になっているのも本当です。
でもこれを自分を犠牲にして働くことでしか実現できないのはどうなのか?とか思ったりしています。

介護施設からの洗脳に対してどう立ち回ればいいのか?

個人的には施設に振り回されずに自分の頭で考えられることがこれからの介護職に必要なことだと思っています。
介護施設での洗脳の怖いところは施設自体も悪気がない(逆に世の中を良くしようと動いている)ところです。
外部の人に言われて初めて気付くケースも多いです。
なので自分である程度線引きをして冷静に考えられるラインを守るべきだと思っています。
知らないうちに不幸になっているということも多いですし。
・介護士は労働者である意識を絶対に忘れない
・逃げ道を確保した状態で仕事をする
・自分のことを第一に考えて仕事をする
介護士は労働者である意識を絶対に忘れない
洗脳されて働いている人はやりがいを感じて働いていて一見幸せです。
しかし詳しく見ているとそれに家族が振り回されたり、職場以外の人間関係が薄くなっているのもあります。
サービス残業に関しては家族からしたら
・家になかなか帰ってこない
・しかもそれで稼いでいるわけではない
・稼いでいないのに自己肯定しようとする
みたいな感じで結構大きな被害を受けていることも多いです。
あくまで労働をする目的はお金稼ぎだと思っています。
無給でも働くと言う人はそれでいいけど、働く以上はその対価を意識した方がいいと思います。
また「無給でもいい」みたいな人がいると、そうじゃない人に対して搾取されることを強要されるみたいなことも出てきます。
お金をもらって働いている以上労働者という意識は持った方がそっちの方が社会のためです。
そもそもサービス残業を行わせている企業自体社会に過大な損益を与えているという意識は持った方がいいです。

逃げ道を確保した状態で仕事をする
逃げ道を確保した上で働くことは非常に大切なことです。
「ここやばいな」と思ったらすぐ転職できますし。
また追い込まれてしまっていたら正常な判断ができないと思った方がいいと思います。
何かあってからだと転職サイトとかに登録するという行動すらできなくなります。
働いていると何があるか分かりません。
いざというときのためにすぐ行動を起こせる準備をした方がいいです。
そのタイミングを逃してしまうと人は悪い環境でも慣れてしまい(洗脳が完了する)悪いと言う状況を忘れて慣れてしまいます。
そしてこう言う人が多いと本当は悪いことをして利益を得ている施設が生き残ってしまってこれから入ってくる人も新たな犠牲になってしまいます。

自分のことを第一に考えて仕事をする
僕の場合は基本的に自分の利益を第一に働いています。
社会貢献だとしても自分が不利益を被るなら転職します。
はっきり言って社会貢献と言ってしまったら全ての仕事が社会貢献ですし、曖昧な表現だと思っています。
この曖昧なものに振り回されるのはどうかと思いますし、社会貢献できたとしても自分や周りの家族とかが不幸になるなら社会貢献しなくてもいいと思います。
自分が幸せに生きることが一番の福祉であって、自分の時間やお金を犠牲にしながら働くのは本来の社会福祉を提供する施設がすることではないです。
はっきり言って社会貢献だと言われている施設だとしても労働者から搾取している施設は社会貢献どころか大きな損失を与えていると思います。
あと単純に低い給料だと納める税金が少ないので、そう言う意味では社会貢献になっていないという皮肉もあります。
社会貢献したいなら自分で起業して多くの従業員を幸せにして納税したほうが明らかに大きな社会貢献になりますよね。

転職をして福利厚生や収入を上げて自由時間を増やしていこう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
・洗脳する介護施設の特徴のキーワードは「社会貢献」
・実際はどの仕事も社会貢献している
・逃げ道を確保して働くことで洗脳を受けづらい
・逆に収入が低いとその分社会貢献度が低いと言う事実もある
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。