どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
【介護施設の面接】
ブラック施設を見極めるために
・職員1人の有給取得日数
・入社3年以内での離職率
・月の平均残業時間
ここら辺の数字を面接に来ている中枢の人が答えられないなら、無能かブラックな施設なので、内定出ても辞退しましょう
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) August 19, 2019
【介護施設の面接】
ブラック施設を見極めるために
・職員1人の有給取得日数
・入社3年以内での離職率
・月の平均残業時間
ここら辺の数字を面接に来ている中枢の人が答えられないなら、無能かブラックな施設なので、内定出ても辞退しましょう
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
最近ブラックな介護施設が多いのでそういう介護施設を避けるための面接のテクニックや判断基準について書いていきたいと思います。
・ブラック施設で絶対に働きたいくない人
・どのように見極めていくのか知りたい人
・長く介護業界で働きたい人
それでは以下より解説していきます。
この記事の目次
ブラック施設は基本的に閉鎖的で情報を隠したがる

以下の通りです。
・ブラック介護施設は曖昧な表現をしたがる
・ブラック介護施設は数字を隠したがる
・都合の悪いことが多いので閉鎖的になる
以下より上記の事について解説していきます。
ブラック介護施設は曖昧な表現をしたがる
よく求人を見ると人が集まっていなさそうな介護施設が以下のような事を書いて人を集めようとしています。
・アットホームな職場
・やりがいのある仕事
・「感謝」「ありがとう」「社会貢献」という文字
これらの表現はブラックな介護施設が好んで使う言葉なので求人で見かけたら、「ここだけには絶対行かんとこ」と思っておいたほうがいいです。
そもそもアットホームとか何を持ってアットホームか知らないし、あくまで主観でしかないわけです。
しかも本当にアットホームだとして人が辞めて求人出しているってどういう事ですかね笑?
「やりがい」とかにしても求人を出す側が決めることではなくて実際に働いて感じることです。
人が辞めて求人を出す施設はやりがいを与えているのではなくてそのやりがいを餌にして搾取しているだけではないでしょうか?
どっちにしても人の主観の気持ちや考えを求人に入れてアピールしている時点でやばいですね。

ブラック介護施設は数字を隠したがる
先ほど書いたような曖昧な表現をする施設は数字を隠したがります。
・給料
・昇給額
・離職率
みたいな感じでみんなが就活をするにあたって一番知りたい情報を隠して「やりがい」とか言ってバカを釣る構図になっています。
数字を出せないのはその数字が非常に弱かったり都合の悪いものだからです。
なのでできるだけ数字を出さずに感情に訴えかけようと安い使い古された言葉で求人を取ろうとします。
その結果人が集まらないというのは流石に滑稽ですね。

都合の悪いことが多いので閉鎖的になる
ブラック企業はとにかく閉鎖的ですね。
・家族経営している施設
・議員が運営している施設
・外部の研修や交流をさせない施設
単純に外部に開いてしまうとその経営の悪さが出てきてしまうので隠すしかないのです。
潜伏をしている犯罪者みたいにブラックな介護施設は閉じてしまって古いやり方が横行して介護職から搾取をしています。
潜伏してたまたまきた人に対して襲いかかって食ってしまうのがブラック施設のやり方です。
ブラック施設を判断する面接の術

以下の通りです。
・職員一人の年間の有給休暇の取得日数を聞く
・入社3年以降の離職率を聞く
・月の平均残業時間
上記の事について以下に解説していきます。
職員一人の年間の有給休暇の取得日数を聞く
有給をどれぐらい取得できているのか?ということは必ず聞いたほうがいいです。
ちゃんとしたところではデータとして数字を出してくれるのでちゃんと答えてくれます。
答えてくれなくても「近いうちにデータを送ります」とか言ってくれるといい施設の可能性が高いです。
2019年4月から有給休暇取得の義務化で5日間の有給の取得が義務になったこともあるので注意が必要です。
5に限りなく近い施設ほど最近はブラックな傾向があります。
ちなみに有給が義務化されて4ヶ月以上経ちますけど、今の所なかなか取れていない人が多いという独自の調査結果があります。
その事を記事にしていますのでもし良かったら読んでみてください。

入社3年以降の離職率を聞く
この入社3年というのはよく世の中で「石の上に3年」という言葉があるように、これ以上在籍できる施設はいい施設という解釈です。
逆に悪い施設は新人がすぐ辞めて年数が長い職員だけが残るみたいなケースがあります。
この数字も3年以内に辞めた人の数を今まで入った人の数で割って100かけたら出てくる数字です。
出すのはそこまで難しいわけではないですし、採用のデータとして普通は取ってあります。
これに対して低い数字だったりすぐ答えられないのはブラックな証拠ですね。
ちなみに新人がすぐ離職する理由に関しては別の記事で解説していますのでもし良かったら読んでみてください。

月の平均残業時間
これも給料を出している影響もあってすぐ出る数字です。
残業が多い施設はその分人手不足で業務が多い可能性があります。
悪質な施設だとタイムカードを切って働かせたりそもそもハンコの出勤簿の可能性もあるのでそこらへんを考慮して聞いてみるといいと思います。

突っ込んだ質問に対処が下手な施設はブラック
「そこまで聞くのはどうなの?」と先ほど書いた事をみて思った人も多いかもしれないですけど、逆にここまで聞かないといけないのです。
そういう働くにあたって大事な部分を聞いたらいけないという雰囲気を作ったのはみんなが空気を読んで聞かなかったからです。
就職や転職はとても大事な人生のライフステージです。
だからこそしっかり聞いて相手の反応をみて判断すべきです。
「多分」とか「聞いたところ」みたいな曖昧な表現をする施設はブラック
聞いたときの反応で「多分」とか「聞いたところ」とか曖昧な表現をするのは経営の見直しの意識がないからです。
普通にそんな大切な情報を上層部が把握していないのは経営が下手としか言いようがないです。
逆に話をそらして「そんなこと聞くな」みたいに言ってくるところも要注意です。
聞かれたら困る事を聞かれて焦っているのであって、もう黒確定です。
しっかりした施設ならデータを取って自分たちの弱みをしっかり話すことができます。
しかしダメな施設は都合の悪いことは隠蔽して、嘘をついて介護職や利用者を集めています。
言ってしまえば反社会団体みたいなものです。
最近の働き方改革の影響で対策できていないのは経営の質の低さが分かる
そもそも数字を出していない時点で経営を舐めているんですよね。
介護職はただでさえ人がいないのにそのいない人を「やりがい」とかで集めている時点でもう間違っています。
データを取ってどの部分を改善するのか?を把握したり、その弱さをちゃんと外に出せるのかは大事です。
それをしていて受け入れているのか?という事を知るためにも数字を尋ねるのは有効です。
特に働き方改革が進んでいるこの世の中で人手が少ない介護施設において対策を怠って殿様商売をするのは無理があると思っています。
定期的に転職して自分の納得いく施設に勤めよう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
・閉鎖的な介護施設は基本的に就職しないほうがいい
・数字に弱い介護施設は経営の能力が低い可能性がある
・人手不足の介護業界においてPDCAを回していないのはオワコン
介護職が人手不足で苦しんでいるのは単に無能な経営が多くて成長がないという部分が大きいのではないか?と書いてて思いました。
実際にみると介護職員はものすごい優秀ですし、その介護職員を取り巻く環境を経営側が上手く作れていないのだと感じます。
そういう意味でも転職をして自分に合う環境に移動するという介護職の動きは大切です。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。