どうもたんたん(@tantan4423)です。
保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
「介護されている側の立場に立って考えるべき」と圧を掛けてくる人って自分がその言葉で圧をかける事によって目の前の人がどう考えるかなんて考えていないよね
本当に相手に寄り添える素晴らしい人間ならそんな言葉出てこない
てかそもそもそんな素晴らしい人間は違う業界にいるよ。優秀だから
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) December 19, 2020
「介護されている側の立場に立って考えるべき」と圧を掛けてくる人って自分がその言葉で圧をかける事によって目の前の人がどう考えるかなんて考えていないよね
本当に相手に寄り添える素晴らしい人間ならそんな言葉出てこない
てかそもそもそんな素晴らしい人間は違う業界にいるよ。優秀だから
今回は上記のツイートを掘り下げて解説していきたいと思います。
介護士の人はいつも「自分がされて嬉しいことを利用者にする」という非常に高い意識を持って働いています。
でもそれを他人に押し付けるのは違うのではないか?と思っています。
※待遇の良い介護施設に転職するために必要なノウハウをまとめた記事がありますのでご活用ください。

この記事の目次
されて嬉しいケアは人によってそもそも違う

これ言ってしまえば揚げ足取りみたいになってしまいますけど、「個別ケア」をする上で自分の主観でケアするのは非常によくないことだと思います。例えば
利用者は人と関わりたくないと思っている→介護者は自分ならいろんな人と関わりたい人
みたいなことだと介護者からしたら自分がして欲しい介護だけど利用者からしたらされたくない介護な訳です。
そうなるとこの言葉の正当性は失われます。
どちらかというと介護に必要なのは「自分がされたら嫌なことを人にしない」という視点なんですよね。
基本は訴えがあった時に対応するようにします。
そもそもこの考えは自分の考えを絶対視して危ないのではないか?と思います。
介護はチームでするわけでなので、そこでみんなが自分がいいと思うことをしていたらケアの統一性は取れないです。
その辺を上司とかは考えて後輩に指導しているのか?疑問に感じます。

「されて嬉しい介護」を同僚への圧力の材料にしてはいけない

介護業界のよくない点なんですけど、雰囲気で仕事をしているということなんですよね。
今回の「自分のされて嬉しいことをする」という個人技の推奨と思われても仕方ない発言もあります。
介護に対してビジネスとして取り組んでいないところがあるんですよね。
ケアの統一は言ってしまえば施設の方針に基づいてサービスを提供するビジネスをしていることであって、そこで好き勝手に個人の主観で動かれても困るはずです。
しかし介護の場合はそういう個人の主観が結構認められているところがあります。
なので良く介護職員同士で「どのように職場を良くするのか?」「ケアの質を上げるのか?」みたいな話をしています。
しかしそれは個人ではなくて法人としてどのような方針を取っていくのか?で変わってきます。
そして経験のある介護士ほど自分のしているケアが絶対に正しいという考えを持っているのでその主観でしかないところを押し付けてくるみたいなところがあります。
しかし自分のやり方を推し進めるということはその事に関して起こった問題は責任が伴ってくるわけです。
しかし知らんぷりして他の職員に責任転嫁するところを多く見ます。
結局介護施設を私物化して自己実現の材料にしているに過ぎないのです。
こういうのを巷では「キラキラ介護士」と言います。

そもそも相手の意図を読んで最適に動ける優秀な人は介護をしていない

「自分がされて嬉しい介護をする」ということに対して今回僕が書いているみたいなことを言うと「そこは臨機応変に」とか言う人がいます。
しかし相手の意図を組んで自分の判断で適切な動きができる優秀な人間はそもそも介護現場にいないと思っています。
そもそも優秀な人材が介護業界に少ないから介護業界は労働環境や給料は地に落ちているわけで、あと単純にそんな顧客意識が高い優秀な人材は他の業種に行った方が得なことはわかっています。
手取り15万円の仕事にそこまで求めるのはさすがにあまり良くないのではないか?と思います。
普通に言われたことをするだけのことしか求められていない給料の額です。
マネジメント能力のなさや業務改善の下手さを職員の責任にしているあたり組織としてどうなのか?と思っています。
組織としての力のなさを「自分がされて嬉しい介護をする」と言うことを当たり前のように言う職員がいる時点でお察しって感じですね。

理想だけが先走りしている介護業界

介護士になるとなんか普通の人間以上の規律が急に求められる
・人よりもとにかく優しくないといけない
・何をされても怒ってはいけない
・連休を取ってはいけない
・定時で帰ったらいけない
本来なら当たり前の権利が介護士になった瞬間消え失せるのヤバすぎないですか?
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) December 19, 2020
多くの介護施設を回ってきたのですけど、非常に理想が先行している職員や組織が非常に多いような気もします。
これに関しては結構僕は良くないことだと思います。
理想が先行してしまうと目の前の現実から逃げてしまったり解決すべき問題を先送りしてしまう傾向があります。
今介護業界が必要なのは「寄り添ったケア」とか「自分がされて嬉しいケア」とかではないです。それ以前の問題です。
- サービス残業が多い
- 有給が取れない
- 休日出勤が多い
はっきり言って事業をする以前の問題です。
事業をする資格ない組織が「寄り添ったケア」みたいなことを言っていることがおかしいと思っています。
最低限のことをした上で理想を追い求めるのはいいと思います。
しかし理想以前にやるべきことがあるのではないか?と思います。

派遣で働くことで搾取はされにくくなる

僕が派遣で働いているのは介護業界に対する不信感からくるものです。
介護側の経済力の弱さや悪しき風習が残っているので働くだけでも難易度が高いと思います。
単純に人の要求するレベルが高すぎるみたいなこともあるので真剣に日本で労働するのはコスパが悪いと思います。
それでも派遣なら自分である程度労働をコントロールできて理不尽に晒されることが少なくていいと思います。
その他にも派遣にはメリットが多いと思います。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

・そもそも自分がされて嬉しい介護は非常に傲慢な考え
・介護はチームプレイであって個人の考えで動かない方がいい
・最低限のことが出来ていないの理想を追求してもしょうがない。順番が逆
結構厳しめなことを書いたのですけど、できるだけするべきことを言語化してふわっとしたもので働くのは良くないと思っています。
結構多くの介護現場で感情論が溢れかえっていますけど、あくまでこっちは仕事で介護をしています。
遊びではないのでしっかりビジネスを意識して組織の一員としての意識はあった蒲黄がいいと思います。
個人的には感情論が溢れる職場は離れた方が成長につながりますし、搾取されずに済みます。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。