どうもたんたん(@tantan4423)です。
6年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
作家活動やマーケティングやアフィリエイトをしつつ老健で日々格闘をしています。
先日以下のようなツイートをしました。
個人的に義務教育で規定時間の介護実習を設けて欲しいと思っている。将来的に絶対に必要だと思うし、未だに「介護は誰でも出来る仕事」と思っている人はいるだろうから、実際に体験させる機会を作って欲しい。そして今頑張って働いている人に感謝して敬意を払って欲しい
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) March 3, 2022
個人的に義務教育で規定時間の介護実習を設けて欲しいと思っている。将来的に絶対に必要だと思うし、未だに「介護は誰でも出来る仕事」と思っている人はいるだろうから、実際に体験させる機会を作って欲しい。そして今頑張って働いている人に感謝して敬意を払って欲しい
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
介護職を「誰にでもできる」とかいう人に関して実際に介護の仕事をさせたら全然使い物にならないですね。
・介護職の社会的地位に悩まされている人
・介護職のことをバカにして来て不満が溜まっている人
・介護職をバカにしている人を論破したい人
それでは以下より解説していきます。
この記事の目次
介護職を見下す人は未だに存在するし、下だと思い込んでいる介護職もいる

結構介護の仕事をしていると利用者の家族かなんかで介護職を見下す人に出会ったりします。
そういう人たちがクレーマーになって施設や職員を困らせる要因になったりします。
「社会的地位」という言葉を結構介護職の人が言って悲観的になりますけど、そもそもこの国の人間は平等です。
どんな仕事をしていてもそこには上も下もないです。
そもそもこの上と下を意識すること自体もうオワコンな文化であると思っています。
- 勝手に介護職を底辺だと思い込んでいるのではないか?
- そもそも同じ労働者に上も下もない
以下より上記の2つの事について解説していきます。
①勝手に介護職を底辺だと思い込んでいるのではないか?
そもそも僕自身「介護職が底辺」という事を直接聞いたことはないです。
ネットではよく分からない匿名の人が言っていたりしますけど、そういう人の言うことは信頼に値しません。
責任がない発言は信頼に値しないわけで、匿名で顔も出していないし実績もない人が何を言っても「適当に物を言っている」だけです。
実際に介護職が底辺なんて別に大きなメディアが発言したり、周りの人間が言っているケースが少ないわけだから、底辺だと思い込んでいるだけではないでしょうか?
中には介護施設に人ぢ仕打ちを受けている人もいるかもしれませんが、仕事でその人のレベルが変わるわけないです。
もし介護職が底辺ならその人が介護職をやめたら底辺じゃなくなると言うことですけど、こんなめちゃくちゃな話はないです。
単にひどい環境で働いている人が「自分は底辺だ」と思い込んでいるケースかもしれません。
別に大きな媒体が介護職を底辺と認定しているわけではないですからね。
②そもそも同じ労働者に上も下もない
一時期「上級国民」と言う言葉が流行りましたけど、これも言ってしまえば上手くいっていない人の不満が爆発した形でしかないです。
ましてや同じ労働者である者同士で上と下を決めつけあっていること自体非常に滑稽です。
労働者は労働者であってそれ以上でもそれ以下でもないです。
あくまで組織が稼いだお金をもらっている立場は同じわけですし。
人はすぐランクづけをしたがりますけど、先ほど書いたように基本的にこの国で社会的地位と言うものを認めている媒体はないです。
もし報道で「介護職は社会的地位が低い」みたいな事を言ったら確実に炎上します。
ていうか僕なら間違いなく炎上させます。
勝手に格下と判断して馬鹿にしているわけですからね、完全に中立ではないですし。
結局対立構図を持ち出して得する人がいるからこのような言論が出るのであまり信じなくていいと思います。
「誰でも始められる」=「誰でもできる」と変換する時点で頭が悪い

そもそも「誰でもできる」と「誰でも始められる」ということは天と地の差があります。
最近多くの人がしているYouTuberとかでも誰でも始めることができますけど、みんなが収益を上げられるとは限らないです。
僕が書いているブログだってほとんどの人が収益を得ることなく終わってしまいます。
介護だって同じです。
- 実際にやらしてみてもほとんど出来ない
- 他の仕事が出来れば介護の仕事ができるわけではない
- 単なる馬鹿か稼ぐためのポジショントークでしかない
上記の3つの事について以下に解説していきます。
①実際にやらしてみてもほとんど出来ない
「介護職は誰でもできるww」とか言っている人がいたら「それなら明日から現場で働いてください」と言ったら何もできないです。
先ほど書いたように仕事の種類に上も下もないわけです。
弁護士や医者だからと言って給料の低い他の仕事全般にこなせるかと言ったらできないですよね?
なぜ介護仕事に対してあなたができるかできないか分からないのに「誰でもできる」とか言うのでしょうか?
普通に労働市場で身を置いて働いてる人からしたら「誰でもできる仕事なんて存在しない」分かるはずです。
なのにそのような事を発言したりするのは単にその人が働いていない人か、ロクに働いた事ないか?のどちらかですね。
はっきり言って日本の総理大臣でも介護の仕事においては無能なので、給料と労働環境だけで判断するのは浅いと言いざるを得ないです。
②他の仕事が出来れば介護の仕事ができるわけではない
先ほど触れましたけど、他の仕事ができる人が他の仕事も完璧にこなせるか?と言われたらそうじゃないです。
そもそもその他の職種を見下せるほどその人は結果を出しているのでしょうか?
そして社会にそれほど貢献している偉い人なのでしょうか?
単に福祉は言い返してこない格好の的だと思っているから出る発言ではないでしょうか?
「誰でもできる」と言っている人は介護の仕事をしないわけですし、非常に無責任な話ではないか?と思っています。
もっと自分の発言に責任を持って欲しいですし、「誰でもできる」ならあなたが現場で働いてみて証明して欲しいですね。
③単なる馬鹿か稼ぐためのポジショントークでしかない
そもそも他の仕事に対して「誰でもできる仕事」と言ってしまうのは単なる馬鹿かポジショントークでしかないんですよね。
先ほど書いたように「誰でもできる仕事」と言うぐらいなら、実際にやってみて証明して欲しいですし。
逆にそうじゃないパターンでポジショントークとして使っている人もいます。
- 自分のいる業界に人を集めたい
- 転職業界の人
- 上記の人からマージンをもらっている人
上記のような人は案外介護業界から他の業界に人材を引っ張りたい関係でそう言うトークをすることがあります。
介護業界からでもなくて若い人に対しての就職へのマーケティングみたいなものです。
「介護は40歳ぐらいでも始められる仕事だから、まず若い時は希少な経験をするべきだ」みたいな感じですね。
これを真に受けてしまって「介護職は誰でもできるんだ」と思い込んでしまう馬鹿が出てくるんですよね。
でも実際は人の命を預かる専門職であって、そんな簡単なものではないんですよね。
そもそもみんな自分のしている仕事以外は見下す傾向がある

自分を上げるために他人を下げようとする人は多い
この他の仕事を「誰でもできる」と見下すのはよくある傾向です。
- 国会議員は何もせずに莫大な報酬をもらっている
- YouTuberは誰でもできる
- ブログは誰でもできる
- 保育士は誰でもできる
こんな感じですよね。
結局自分のしている仕事の価値を上げるための他の仕事を見下す人は結構います。
承認欲求が強い人は他人を見下す傾向がある
これをする人の心理としては「自分のしている事を認めて欲しい」と言う事です。
認めて欲しいから「この仕事の人より僕たちは価値のある事をしている」と言ってしまうんですよね。
社会的影響から言っても介護職よりも大きい職業はなかなかないですけど。
人は絶対に死ぬわけですので、その最後の住処である介護施設で働く事自体需要しかないわけですし。
他の仕事とか勝手が違うわけですからね。
ちなみに介護職でも上記のようなポジショントークがありますし僕もよく使います。
結局これ介護職だけでなく他の仕事でも言える話ですね。
介護職でも他の仕事を見下している事もありますので。
【提案】介護実習を全ての国民は受けるべき

個人的な提案ですが、もう少し介護についての考え方や知識を身につけて欲しいと思ったりしています。
介護の問題は人間生きていれば必ずと言っていいほど関わる問題ではあります。
実際に当事者として介護をする事もあるかもしれませんし、介護サービスを利用する事もあると思います。
どっちにしてもある程度介護に関する知識を持っておいた方が、楽になる事が多いです。
また今回の記事で話していた「介護の仕事に関して理解がなく見下してしまう人」というのも実際に現場を体験する事で減ってくると思います。
別に介護に限らずどの仕事でもそうですし、介護に限らずあらゆる仕事を経験する機会を作るべきだと思ったりしています。
そういった人が多くないとこれから介護業界は衰退していくと思います。
周りの声を気にせずに介護職に没頭すればいいと思う

僕自身派遣として働いていますけど、別に周りの声は無視しています。
実際に僕は介護職の派遣を軸にして収入源を確保するような働き方がしっくりきていますし。
先ほど書いたようにどの職種の人も自分のしている事を認めて欲しいから他の職種を見下すのは当然の原理です。
なので別にそこまで気にする意味はないのではないか?と思っています。
とは言っても介護職が労働環境が悪いのは事実ですので、そこは自分で考えて働き方を構築する必要があります。
個人的には1箇所の施設に固執して働く必要は全くないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ

・そもそも「社会的信用を上げる」という介護職の発言の意味が分からない。仕事に上も下もない
・「誰でもできる」と言っている人は出来ないしやろうとしない無責任だから相手にする必要がない
・誰もが「自分のしている仕事を認めて欲しい」という気持ちがあっての言動である
「社会的地位を上げる」と言っている介護職も「介護職は誰でもできる」と言っている人も本質的にはそこまで変わらないです。
理由としては「他の仕事を蹴落とす」という考えが根本にあるからです。
無意識に他の職業を見下していますし、「自分のしている仕事はあの仕事より上だ」という考えがこのような発言を生んでいます。
それはしょうがない人間の性質ではあるのですけど、はっきり言ってそこまで自分の仕事に入れ込む意味はないと思いますね。
強い思いは排除の意思を生んでしまいます。もっと平和的であって欲しいです。
ちなみに介護職で働きながら「これはちょっと違うな」と思う時も介護業界全体を保反するのではなくて転職などをして視野を変える事をオススメしています。
転職することによって違う介護もよく見えてきますからね。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。