どうも現役介護士のたんたん(@tantan4423)です。
僕は現在26歳で4年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し現在は老健に勤務しています。
これからのキャリアとしては近いうちに都市部に再び戻るつもりです。
かいご畑で実務者研修の資格を無料で取得して国家資格である介護福祉士を取得するつもりです。
かいご畑に関しても詳しく解説している記事がありますので良かったら読んでみてください。

先日以下のようなツイートをしました。
「介護職は誰でもできる」という人は「介護職は誰でも始められる」という事実を「誰でもできる」と解釈しているから、底辺と言われている介護職よりも圧倒的に日本語も読めないし頭の悪い人間なので安心して大丈夫です。世の中底辺職と言われている人よりさらに下を漂う人が多いという事が分かりますね
— たんたん(Fukai Ryuji) (@tantan4423) August 18, 2019
「介護職は誰でもできる」という人は「介護職は誰でも始められる」という事実を「誰でもできる」と解釈しているから、底辺と言われている介護職よりも圧倒的に日本語も読めないし頭の悪い人間なので安心して大丈夫です。世の中底辺職と言われている人よりさらに下を漂う人が多いという事が分かりますね
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
介護職を「誰にでもできる」とかいう人に関して実際に介護の仕事をさせたら全然使い物にならないですね。
・介護職の社会的地位に悩まされている人
・介護職のことをバカにして来て不満が溜まっている人
・介護職をバカにしている人を論破したい人
それでは以下より解説していきます。
この記事の目次
そもそも介護職の社会的地位は低いわけではない

「社会的地位」という言葉を結構介護職の人が言って悲観的になりますけど、そもそもこの国の人間は平等です。
どんな仕事をしていてもそこには上も下もないです。
そもそもこの上と下を意識すること自体もうオワコンな文化であると思っています。
・勝手に介護職を底辺だと思い込んでいるのではないか?
・そもそも同じ労働者に上も下もない
以下より上記の2つの事について解説していきます。
勝手に介護職を底辺だと思い込んでいるのではないか?
そもそも僕自身「介護職が底辺」という事を直接聞いたことはないです。
ネットではよく分からない匿名の人が言っていたりしますけど、そういう人の言うことは信頼に値しません。
責任がない発言は信頼に値しないわけで、匿名で顔も出していないし実績もない人が何を言っても「適当に物を言っている」だけです。
実際に介護職が底辺なんて別に大きなメディアが発言したり、周りの人間が言っているケースが少ないわけだから、底辺だと思い込んでいるだけではないでしょうか?
中には介護施設に人ぢ仕打ちを受けている人もいるかもしれませんが、仕事でその人のレベルが変わるわけないです。
もし介護職が底辺ならその人が介護職をやめたら底辺じゃなくなると言うことですけど、こんなめちゃくちゃな話はないです。
単にひどい環境で働いている人が「自分は底辺だ」と思い込んでいるケースかもしれません。
別に大きな媒体が介護職を底辺と認定しているわけではないですからね。
そもそも同じ労働者に上も下もない
一時期「上級国民」と言う言葉が流行りましたけど、これも言ってしまえば上手くいっていない人の不満が爆発した形でしかないです。
ましてや同じ労働者である者同士で上と下を決めつけあっていること自体非常に滑稽です。
労働者は労働者であってそれ以上でもそれ以下でもないです。
あくまで組織が稼いだお金をもらっている立場は同じわけですし。
人はすぐランクづけをしたがりますけど、先ほど書いたように基本的にこの国で社会的地位と言うものを認めている媒体はないです。
もし報道で「介護職は社会的地位が低い」みたいな事を言ったら確実に炎上します。
ていうか僕なら間違いなく炎上させます。
勝手に格下と判断して馬鹿にしているわけですからね、完全に中立ではないですし。
結局対立構図を持ち出して得する人がいるからこのような言論が出るのであまり信じなくていいと思います。
「誰でも始められる」=「誰でもできる」と変換する時点で頭が悪い

そもそも「誰でもできる」と「誰でも始められる」ということは天と地の差があります。
最近多くの人がしているYouTuberとかでも誰でも始めることができますけど、みんなが収益を上げられるとは限らないです。
僕が書いているブログだってほとんどの人が収益を得ることなく終わってしまいます。
介護だって同じです。
・実際にやらしてみてもほとんど出来ない
・他の仕事が出来れば介護の仕事ができるわけではない
・単なる馬鹿か稼ぐためのポジショントークでしかない
上記の3つの事について以下に解説していきます。
実際にやらしてみてもほとんど出来ない
「介護職は誰でもできるww」とか言っている人がいたら「それなら明日から現場で働いてください」と言ったら何もできないです。
先ほど書いたように仕事の種類に上も下もないわけです。
弁護士や医者だからと言って給料の低い他の仕事全般にこなせるかと言ったらできないですよね?
なぜ介護仕事に対してあなたができるかできないか分からないのに「誰でもできる」とか言うのでしょうか?
普通に労働市場で身を置いて働いてる人からしたら「誰でもできる仕事なんて存在しない」分かるはずです。
なのにそのような事を発言したりするのは単にその人が働いていない人か、ロクに働いた事ないか?のどちらかですね。
はっきり言って日本の総理大臣でも介護の仕事においては無能なので、給料と労働環境だけで判断するのは浅いと言いざるを得ないです。
他の仕事が出来れば介護の仕事ができるわけではない
先ほど触れましたけど、他の仕事ができる人が他の仕事も完璧にこなせるか?と言われたらそうじゃないです。
そもそもその他の職種を見下せるほどその人は結果を出しているのでしょうか?
そして社会にそれほど貢献している偉い人なのでしょうか?
単に福祉は言い返してこない格好の的だと思っているから出る発言ではないでしょうか?
「誰でもできる」と言っている人は介護の仕事をしないわけですし、非常に無責任な話ではないか?と思っています。
もっと自分の発言に責任を持って欲しいですし、「誰でもできる」ならあなたが現場で働いてみて証明して欲しいですね。
単なる馬鹿か稼ぐためのポジショントークでしかない
そもそも他の仕事に対して「誰でもできる仕事」と言ってしまうのは単なる馬鹿かポジショントークでしかないんですよね。
先ほど書いたように「誰でもできる仕事」と言うぐらいなら、実際にやってみて証明して欲しいですし。
逆にそうじゃないパターンでポジショントークとして使っている人もいます。
・自分のいる業界に人を集めたい
・転職業界の人
・上記の人からマージンをもらっている人
上記のような人は案外介護業界から他の業界に人材を引っ張りたい関係でそう言うトークをすることがあります。
介護業界からでもなくて若い人に対しての就職へのマーケティングみたいなものです。
「介護は40歳ぐらいでも始められる仕事だから、まず若い時は希少な経験をするべきだ」みたいな感じですね。
これを真に受けてしまって「介護職は誰でもできるんだ」と思い込んでしまう馬鹿が出てくるんですよね。
でも実際は人の命を預かる専門職であって、そんな簡単なものではないんですよね。
そもそもみんな自分のしている仕事以外は見下す傾向がある
この他の仕事を「誰でもできる」と見下すのはよくある傾向です。
・国会議員は何もせずに莫大な報酬をもらっている
・YouTuberは誰でもできる
・ブログは誰でもできる
・保育士は誰でもできる
こんな感じですよね。
結局自分のしている仕事の価値を上げるための他の仕事を見下す人は結構います。
これをする人の心理としては「自分のしている事を認めて欲しい」と言う事です。
認めて欲しいから「この仕事の人より僕たちは価値のある事をしている」と言ってしまうんですよね。
社会的影響から言っても介護職よりも大きい職業はなかなかないですけど。
人は絶対に死ぬわけですので、その最後の住処である介護施設で働く事自体需要しかないわけですし。
他の仕事とか勝手が違うわけですからね。
ちなみに介護職でも上記のようなポジショントークがありますし僕もよく使います。
結局これ介護職だけでなく他の仕事でも言える話ですね。
介護職でも他の仕事を見下している事もありますので。
周りの声を気にせずに介護職に没頭すればいいと思う
僕自身派遣として働いていますけど、別に周りの声は無視しています。
実際に僕は介護職の派遣を軸にして収入源を確保するような働き方がしっくりきていますし。
先ほど書いたようにどの職種の人も自分のしている事を認めて欲しいから他の職種を見下すのは当然の原理です。
なので別にそこまで気にする意味はないのではないか?と思っています。
とは言っても介護職が労働環境が悪いのは事実ですので、そこは自分で考えて働き方を構築する必要があります。
個人的には1箇所の施設に固執して働く必要は全くないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

現役介護士がオススメする絶対に登録しておきたい3つの介護転職エージェント
僕自身が非常にオススメしているのは
- かいご畑
- マイナビ介護職
- きらケア介護派遣
です。これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
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- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

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きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
・そもそも「社会的信用を上げる」という介護職の発言の意味が分からない。仕事に上も下もない
・「誰でもできる」と言っている人は出来ないしやろうとしない無責任だから相手にする必要がない
・誰もが「自分のしている仕事を認めて欲しい」という気持ちがあっての言動である
「社会的地位を上げる」と言っている介護職も「介護職は誰でもできる」と言っている人も本質的にはそこまで変わらないです。
理由としては「他の仕事を蹴落とす」という考えが根本にあるからです。
無意識に他の職業を見下していますし、「自分のしている仕事はあの仕事より上だ」という考えがこのような発言を生んでいます。
それはしょうがない人間の性質ではあるのですけど、はっきり言ってそこまで自分の仕事に入れ込む意味はないと思いますね。
強い思いは排除の意思を生んでしまいます。もっと平和的であって欲しいです。
ちなみに介護職で働きながら「これはちょっと違うな」と思う時も介護業界全体を保反するのではなくて転職などをして視野を変える事をオススメしています。
転職することによって違う介護もよく見えてきますからね。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
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という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。