どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
「介護職を増やす」という事は他職種や学生から介護士に転職(就職)する人を増やすと話なんだけど
それなら尚更広告や発信が大事です
どの業界もお金と人手をかけて人材を奪いあっている競争に参加してる
その中で「SNSは無料で人を集められる!」とか言って他の施策を打たないで勝てるわけない
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) April 8, 2021
「介護職を増やす」という事は他職種や学生から介護士に転職(就職)する人を増やすと話なんだけど
それなら尚更広告や発信が大事です
どの業界もお金と人手をかけて人材を奪いあっている競争に参加してる
その中で「SNSは無料で人を集められる!」とか言って他の施策を打たないで勝てるわけない
今回は上記のツイートに関して解説していきたいと思います。
介護士不足というのは社会問題になっていますけど、かといって他の業界は人手不足ではないか?と言われたら違います。
そして人材獲得競争も激しい中人材を獲得することが求められています。
それに「介護業界は勝てるのか?」という疑問を書いていきたいと思います。
介護士を増やすどころか不満を持って退職する人が多いです。
なので人を増やすよりも今いる人を維持する方が大事です。
介護士の退職理由に関してまとめた記事がありますので、読んでみてください

この記事の目次
介護士を始めるにはハードルがある

介護士は誰でも始められる仕事ではあるのですけど、それでもハードルが高いと感じることはあります。
個人的には以下なことを気にした方がいいと思っています。
・収入が低くてもいいのか?
・資格取得の初期費用を払う覚悟があるのか?
・心身を壊すことのリスクを把握しているのか?
収入が低くてもいいのか?
介護士の収入はお世辞にも高いとは言えません。
かといって他の職種で高収入を得るのも難しい話ですけど、介護士の場合はどのようなキャリアを歩んでも高待遇を望むことはできません。
年収1000万円の介護士はほぼ存在しません。
以前の職場が介護士よりも収入が低いならいいかもしれません。
でも年収が下がる転職をしたい人は普通に少ないです。
その覚悟がある人じゃないとなかなか続けられる仕事ではないと思っています。

資格取得の初期費用を払う覚悟があるのか?
介護士をする上では最低限「介護職員初任者研修」という資格を取得する必要があります。
これは以前で言う「ヘルパー2級」の資格ですね。
資格を取得するためには約10万円近くの出費が必要です。
この出費に関しては施設や使ったエージェントで無料で取得させてもらえるところがあります。
なのでこの資格が取得できるのか?と言うことに関してはしっかり調べた方がいいですね。
ちなみに「かいご畑 」では無料で資格を取得することができます。
詳しくは別の記事で解説していますのでもし良かったら読んでみてください。

心身を壊すことのリスクを把握しているのか?
介護の仕事は非常に体の負担が大きい仕事です。
・不規則なシフト
・過労気味になってしまう
・身体を使う
・人と関わる機会が多いのでストレスが大きい
・収入が少ない
これらの要素がかけ合わさって、鬱になってしまう職員は少ないです。
早期退職が多いのもこの業界の気質ではないか?と思っています。
また僕自身も腰を2回ほど壊してしまって休業したことがあります。
今は普通に動けますけど、下手をすると生活に支障が出たり仕事をすること自体できなくなってしまいます。
そういう意味では非常に心身へのリスクは非常に大きい仕事ということを覚悟するべきではないか?と思っています。

介護業界が他職種との採用競争に負ける理由

結構多くの施設が周辺の介護施設と競争しています。
しかしそうではなくて、他職種から人を取り入れないと介護人口は増えません。
単に横移動しているだけですからね。
結論を言うと「基本他職種との人材獲得競争には負けます」理由は明確でお金がないからです。
収入の低さで足切りされているから
先ほど書いたのですけど、年収が下がる転職を誰がしたいのか?という話です。
ほとんどの労働者がお金のために働いている中で、わざわざ収入が低い介護士を選ぶ意味はないと思っています。
収入の高さは生活に直結する部分です。
結婚をして子供がいる人はわざわざ自らの家族の生活水準を下げるために転職する意味がありません。
収入が低いというのを施設側は「やりがいがあるから」みたいな誘導をするのですけど、無意味ですね。
やりがいで低い収入を受け入れるほど労働者も馬鹿ではありません。
新卒組にしても介護士の専門学校に通っていたなら話は別ですけど、4大卒で介護業界に足を踏み入れる人は相当少ないです。
そういう意味では将来のことを考えている人ほど介護業界を選択しないというふうになっているような気がしますね。
意識高く働いても収入面で報われないのがきついと感じる人もいますね。

ウェブでの求人戦略が遅れているから
ここは自分が広告業・マーケティングに力を入れてきた経験から、介護業界の求人戦略は弱いと感じました。
・エージェントに登録すれば人が集まると思っている
・SNSだけで採用をしている
・アフィリエイトやGoogle広告を利用していない
簡単に出すと上記のことがあって、採用戦略の幅が狭いです。
しかし介護業界がやけに敵視している転職エージェントに関しては実施しています。
その広告の部分で予算や労力をかけているので、人材を取られてマージンを払う側になっています。
その現状を「ライバルが悪い。ずるしている」とか言っていますけど、集客力のなさを他社のせいにするのは普通にどうかと思います。
逆に学んでできる戦略を真似するとかはした方がいいと思います。
結局安いSNSに人が殺到していて人の奪い合いが起こっています。
もう既にSNSはレッドオーシャンになっています。
この広告や求人に関する考え方や専門性を上げないとなかなかきついと感じますね。

採用競争で勝つためにはお金とマーケティング感覚です

結局世の中はお金です。
経済活動をする上ではお金を重視するべきですし、お金があるところに人は集まります。
その上で自分たちの施設に入るメリットを広く伝えるマーケティング感覚は大事です。
中の職員がSNSをするのはいいですけど、その上で違う広告戦略を打っていくことが大事です。
逆にそれをしないと他の業種に人材を取られてしまいます。
マーケティングに関してはそういう部署を立ち上げたり、専属の人間を雇うのはした方がいいです。
何もせずに人が集まるなんてムシの話はないですからね。
ちなみに介護士個人でのマーケティングに関しては僕の記事で解説しています。

介護職に転職したい人は絶対に転職エージェントを使おう

介護職は比較的低賃金で整っていない福利厚生で働いている人が多いのですけど、中にはしっかりした給料と福利厚生がある施設も存在します。
なのでそういう施設に行き着くまで転職を重ねる事をオススメします。
「転職を何回もすると履歴書に傷がつく」という声があるのですけど、その時は派遣を使っていろんな施設で働いてみるのがいいと思います。
中の職員に年収や福利厚生の事を聞いて「ここいいな」と思ったら派遣会社に「ここで正社員で働きたい」
僕自身派遣として働いているのですけど、同じ施設で働くことは意味がないと思っています。
その分変化がないということですし、収入を上げたり労働環境をよくしたい時に同じところで働き続けても仕方ないです。
特に介護士は人手不足なので転職前提でキャリアを立てたほうがいいです。
僕自身は派遣でいろんな施設を巡りながら多くの事を学んで生かしていきたいと思います。
僕のしている派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

この記事のまとめ
・介護職の採用は他職種を意識した方がいい
・お金と広告に弱いのは致命的である
・まずはマーケティングの方法を見直した方がいいかも
ちなみに介護士になる方は、基本的にはエージェントを利用した方がいいです。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。
そういうときは転職エージェントを利用するのがいいと思います。
個人的にオススメはかいご畑 です。ここでは
- 資格取得が無料
- 優秀なコンサルが多い
- 特に若い介護士さんにオススメ
という感じです。なのでお金と労働環境のいい環境を望んでいる若い人は多いので、そう言う方に寄り添ったコンサルをしてくれます。
特に資格なしで介護を始める方は無料で資格を取得できるかいご畑 は本当にオススメです。
いつ無料の資格講習が終わるかわからないので早めに登録する事をオススメします。
正社員として働きたい介護職の人は「マイナビ介護職 」をお勧めします。