どうもたんたん(@tantan4423)です。
5年前に保育士から介護士に無資格、未経験で転職しました。
最初の3年は島根県で法人内のショートステイと従来型特養とユニット型特養で経験を積みました。
その後上京し介護派遣にて有料老人ホームで夜勤専従として働いた後に島根に帰省し老健に勤務しました。
今はフリーランスとして作家活動やマーケティングやアフィリエイトをして生計を立てています。
先日以下のようなツイートをしました。
「アットホーム」と求人に書いている介護施設は他に売り出す強みがない施設なので見かけても絶対に応募しないほうがいい
本当にアットホームな職場なら退職して人手不足になりづらい
実際に入るとお局からのイジメや先輩からのパワハラセクハラでボロボロにさせられてしまいます
— たんたん@介護×ブログ (@tantan4423) October 4, 2021
「アットホーム」と求人に書いている介護施設は他に売り出す強みがない施設なので見かけても絶対に応募しないほうがいい
本当にアットホームな職場なら退職して人手不足になりづらい
実際に入るとお局からのイジメや先輩からのパワハラセクハラでボロボロにさせられてしまいます
上記のツイートの解説をこの記事ではしていきたいと思います。
先に結論を書いてしまうと「アットホーム」を売りにしている施設は基本経営側や管理側の人の上に立つ人がクソ人間でブラック化しているので辞めましょうという話です。
この記事の目次
アットホームという曖昧な部分でしか集客できない脆い施設である

「アットホーム」と求人表に書かれている職場をよくみますけど、ブラックなので応募するのは辞めた方がいいです。
本来ならアピールできるはずのデータが弱くて公開できないみたいな所があります。
アピールする強みがないから使う言葉が「アットホーム」
- 給料
- 年間休日
- 近年の退職者数
- 福利厚生の内容
みたいなところって良い待遇を持っている施設からしたら求人表のどんどんアピールするはずです。
しかしそれらの内容が弱いので「アットホームな職場です」という単なる主観でしかないです。
そんな単語を求人表に載せざるを得ないところにブラックさを感じます。

「アットホーム」は信用できない言葉です
そもそもアットホームということは単にその求人を書いたり上から見た場合の一個人の感想でしかないです。
中の人からしたらアットホームでもないことが多いです。
アットホームな施設は職員の満足度が高いので人手不足で求人を出す必要はないと思います。
そもそもアットホームで求人をとっている時点でその施設の強みみたいなものはないに等しいです。
給料が高いなら「給料○○万円払います」みたいなことを書けばいいのです。
逆にこの部分に釣られて入職する人は普通に見る目がない人というか普通に情報弱者なのであまり現場でも即戦力にならない事が多いです。

アットホームな職場=職員の人柄の良さだけで成り立っている施設である

実際にブラック施設の中で働いている人は非常に良い人が多いんですよね。
でもそれが問題で、本来なら運営ができないレベルの状態なのにいい人が多いので頑張ってなんとかしてしまいます。
それによって経営が甘えてしまい何もしないみたいな現場を多く見てきました。
ブラックな職場には責任感が強くて仕事をやめられないいい人が多い
責任感が強い人がブラック施設に在籍することはあまり良くないことです。
理由としてはその人が頑張ることで運営する資格のないようなクソ施設を生き残らせてしまっているからです。
クソ施設は存在するだけで職員と利用者ともに不幸にしてしまうので潰してしまったほうがいいと思っています。
そしてその責任感が強い職員は他の施設に行って働いたほうが明らかに世の中の為になるんですよね。
本来なら頑張ってなんとかできる人材は優秀なのですけど、ブラック施設にそのような人材がいると社会悪を維持させてしまいます。
非常に勿体無い話です。
人柄や責任感が強い職員はブラック施設にいると良くないです。
その責任感は結構世の中からしたら悪になるんですよね。もう少し肩の力を抜いたほうがいいです。

経営が介護士に負んぶに抱っこ状態になっている
アットホームを売りにしている施設は本当に職員の善意によって成り立っている施設が多いです。
なのでその人たちが退職してしまったら簡単に崩壊してしまいます。
それほど一人の職員が抱える責任や裁量が多いのです。
本来ならその状況を逆手にとって「やめて欲しくなければ給料を上げろ」とか言って交渉するのですけど、そういうのなかなかしないですよね。
職員への依存度が高い施設には非常に有効な手段ですけどね。
逆に給料交渉ができないなら介護職からしたらその場所にいる意味はないです。
単に時間とお金を無駄に搾取されるだけです。
それほど同調圧力が強いということですよね。

介護士の頑張りに依存して経営体制や業務改善を行わない
介護士への依存が強いブラック施設は介護士の頑張りに甘えて業務改善を行わない傾向があります。
「今なんとか回っているからいいや」という感じです。
とは言ってもその回っているのは職員が無理をしているからであって、通常の状態ではないです。
そして一人でも職員が辞めてしまったら回らないみたいな事が多いです。
業務改善に関しては人が足りていて「なんとかなっている」状態の時にしていつ人がいなくなっても回せるような準備みたいなものです。
今はなかなか人材を確保するのは難しいです。
なので職場の業務は常に楽にする方向に持っていたほうがいいです。
実際に介護士がいくら働いたところで施設の利用者の定員の数以上に稼げないです。
なので労働時間が長いだけ損をしてしまいます。
だからこそ経営者として少ない労働時間で正当な方法(サービス残業させずに)業務を終わらせる事を意識するのは当然です。

無能な経営者や施設長を置くだけでブラック化してしまう

本当に経営や施設長の能力やマネジメント能力によって施設のレベルが分かってしまいます。
しかし介護施設の場合はマネジメント能力が低い傾向があります。
というのも元は現場上がりでマネジメントに関しては初心者です。
なので本当はしっかりコーチングやマネジメントに関してはしっかり一定の期間を作って学校に行ってもらうとか講習に何度も行かせる事が大事です。
それぐらいしないとまともにマネジメントはできないです。
しかしそれを行わずにいきなり管理業務をさせている介護業界に関してなかなか向上しないのではないか?と思います。
実際に諸外国に比べて日本の企業の質の低さはずっと指摘されている部分です。
日本の労働生産性が低いのも経営や管理者のレベルの低さで割りに合わない労働をさせられている人が多いからです。
なので下の職員よりも上の管理者や経営者の質の向上ができないと先はないという事です。

アットホームな職場問題は派遣を使えば対応できる

対応できるといってももし当たった時に契約更新せずに他の施設に行ってしまえばいいわけです。
その時に退職届や根回しや引き継ぎみたいな事をしなくていいわけですし、非常に気持ちが楽です。
介護派遣のメリットは以下の通りです。
- 残業は基本ない
- 残業があってもしっかりつけてくれる
- 施設とのトラブルは間に派遣会社が入ってくれる
- 高時給の案件が多い
- 人間関係や労働環境が嫌になったら他の派遣先に移る事ができる
- 自分の好きな出勤時間を希望して働くことも可能
介護士は人材不足と資金不足によって自分のところで雇っている介護士を守る力が弱いので大きいところに守ってもらう事が大事だと思います。
介護派遣のメリット・デメリットに関しては別の記事で紹介してますので良かったら一緒に読んでみてください。

仕事を探す時は複数の派遣会社を掛け持ちしたほうがいい
派遣介護士の基本は複数の派遣会社に登録して常に比較することです。
というのも単純に派遣会社によって同じ施設でも単価が違ったりするので、働きながらも常に求人をみて、希望の単価があったらすぐ応募するということをしています。
派遣会社を変えるのは面倒ではありますけど、時給が100円上がっただけで、月収が1万円以上変わってきますからね。
それは非常に大きいです。正社員で1万円を上げるためには資格を取ったり役職に就かないと厳しいです。
しかし派遣の場合は派遣会社を変えるだけで実現可能です。しかも派遣は辞めるのも時間もかからずにハードルも低いです。
時期や施設の人手の状況によって単価がどんどん変わってくるのが派遣会社なので、常にチェックして良い案件に飛びついていけばいいのではないか?と思っています。

絶対に登録しておきたい介護職員の転職エージェント
僕が介護士が転職するに当たって是非登録して欲しい介護職エージェントは以下の通りです。
これらの介護派遣は大手の派遣会社ということもあってコンサルタントがしっかりしているということと高待遇を受けられることです。
また介護職の転職エージェントによって同じ施設でも収入が変わるので複数登録することをお勧めします。
なので上記の3つのエージェントは全部登録することを当サイトではお勧めします。

特にかいご畑は初心者のキャリアアップのための支援を積極的に行なっていて資格取得にかかる費用を負担してくれるのは比較的大きいと思います。
僕自身も実務者研修の資格はかいご畑で取得したいと考えています。
①かいご畑
これから介護士を始めたい方に必須の資格『介護職員初任者研修』を無料取得する事ができます。
普通に取ると10万円近くかかってしまうので是非登録して資格取得してほしいです。
- 実務者研修、初任者研修スクール費用の負担(10万円)
- 1万を超える求人の豊富さ
- 介護派遣業界では大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 給料を週払いで払ってくれる制度がある
- 介護をしたことがない人へのサポートが手厚い
「かいご畑」未経験の方には絶対にオススメの介護派遣会社です。
これから資格をとってステップアップしたい方からしたら非常に嬉しいですよね。
詳しく解説した記事がありますので良かったら読んでみてください。
②マイナビ介護職
- 大手で非常に安心できる
- キャリアカウンセリングが非常にありがたい
- 大手なのでコンサルタントが誠実に対応してくれる
- 非公開求人が非常に多い
- 介護施設側の信頼が絶大
大手の安心感が欲しい人は「マイナビ介護職」がオススメです。
「マイナビ介護職」について詳しく知りたい方は別の記事で解説していますのでもし良かったら読んで見てください。

③きらケア介護派遣
- 大手なので多くの施設が安心して求人が出せる
- アドバイザーが多くて安心
- 非公開求人が多い
- アドバイザーが介護業界において詳しい
- コンサルが優秀
きらケア介護派遣は資格を取得して「給料あげたいな」という方にオススメの派遣会社です。
時給1700円代の求人を置く取り揃えています。
気になる方は解説記事がありますので良かったら読んでみてください。

④介護エイド
「介護エイド」の一番の特徴はコンサルの質が高いということです。
あなたが良い就職ができるように徹底的にサポートしてくれます。
都市部にも多くの案件があるので安心ですね。
・初めて転職エージェントを使う方
・人間関係を重視して働きたい方
・手厚いコンサルを受けたい方
・首都圏に住んでいる方
以下のボタンから無料登録する事ができます。

⑤ココカイゴ転職
【ココカイゴ転職】は求人者に対して親切で丁寧に対応することをモットーに運営しています。
転職後までしっかりサポートをしてくださるので安心して利用する事ができます。
求人の質も高くて無料で利用できますので、是非登録してみてくださいね。
・非公開求人をみてみたい
・専門職のアドバイザーに転職サポートして欲しい
・気軽に転職がしたい
以下のボタンから無料登録する事ができます。
解説した記事もありますので合わせて読んでみてください。

⑥ジョブメドレー
ジョブメドレーは介護士の仕事だけではなくて保育士や看護師などの医療福祉を全般を扱った転職サイトになります。
言ってしまえば非常に規模の大きな会社になります。
なので全国各地に求人を揃えているということが特徴になります。
・地方に住んで仕事を探したい方
・一回退職して復職する方
・専門のキャリアアドバイザーにサポートをしてほしい人
・初めて転職サイトを利用する方

オススメ介護派遣会社に関してのランキングの記事もありますので良かった一緒にどうぞ。

介護派遣で一番オススメは「きらケア介護派遣」です
【きらケア介護派遣】 をオススメの介護派遣会社とするには大手で案件数が多いのと高い時給の案件を持っていることにあります。
最初に書いたように介護職員初任者研修を取得できることも非常に大きいです。
なにより大手なので安心感も半端ないです。
福利厚生に関してもしっかりしていて、正社員で働くのと大差はありません。
これからさらに介護派遣をする人は増えてくると思います。
その中でまずはきらケア介護派遣は必ず登録した方がいいと僕は断言します。
介護派遣会社で福利厚生が整っていないケースも多い
結構派遣会社によって福利厚生が全然違うことが多いです。
・交通費が支給されない(その分時給が高い)
・健康診断を受けられない(インフルエンザの予防接種など)
・社会保険、厚生年金を受けられない
みたいなことが普通にあったりします。
逆に世間の派遣のイメージはこれらがないから「派遣は底辺のすること」みたいなイメージが付いているのではないか?と思っています。
実際にそのような派遣会社はたくさんあります。
『きらケア介護派遣』では高い時給・福利厚生で働ける
【きらケア介護派遣】 では介護職を始めるにあたって必要な「介護職員初任者研修」を無料で取得することもできます。
ちなみにこれは『かいご畑』さんでも無料で資格取得できますし、その上位資格である「実務者研修」も無料で取ることができます。
これは介護施設に直接雇用されている人でも受けられない福利厚生です。
なかなか住宅手当みたいなものはないですが(直接雇用でもないケースが多い)最低限の福利厚生を受けることができます。
そういう意味では介護派遣と正社員は以外に福利厚生は変わらないのではないか?と思っています。
この記事のまとめ

・「アットホームな職場」は他の強みがない証拠
・実際にアットホームではあるけど上がクソな事が多い
・職員への依存度が高いので給料交渉をしてみるのもアリ
・介護業界は介護士の質よりも管理者や経営者などの質の向上をさせたほうがいいと思う
基本的にはアットホームな職場の求人は避けたほうがいいですけど、職員への依存が高いのでそれを逆手にとって逆らえないようにするみたいな事ができます。
「この人に抜けられたら困る」人材になりやすいのでそれなりのポジションを取ることもできます。
とは言ってもブラック施設の存続をさせるブラック施設で働く行為はあまりせずに転職したほうが世の中の為です。
労働環境や風習などは職場によって結構左右されるのでできるだけプロの手を借りて職場探しをした方がいいと思います。