親の介護で人生を棒に振る必要はない。余計なことは考えずにプロに任せたほうがいいです

f:id:fukai19930806347:20180511093747p:plain

 

どうも介護士のたんたん(@tantan4423)です、

 

僕は現在介護派遣として東京の有料老人ホームで月に9回とゆるい働き方を実践して介護派遣の素晴らしさをブログにて発信しています。

 

今回は介護士関係なく誰にでも関係が出てくるであろう親の介護について書いていきたいと思います。

 

介護の仕事をしていると親戚から当てにされることが多いと思います。

 

僕自身も身内での介護の相談に乗ることが多いですが、その相手は介護によって疲れた顔をしている人が多いです。

 

そもそも介護の相談をする以前に親に関する意識を変えていかなくちゃいけないって個人的には思っています。

 

結論を先に言ってしまうと施設に早く任せたほうが良いです。

 

 

 

親の介護の専念を諦めないと社会からの孤立を深める。

 

親孝行として子どもが親の介護をするケースがあるのですけど、できればすぐ諦めて欲しいと思っています。

 

介護をするために仕事を退職をしたり、周りの人との付き合いができなくなってしまって社会から孤立するケースを多く見てきました。

 

僕自身多くの施設で自宅で介護をしてきたご家族様をみてきたのですけど、本当に疲れ切った表情をしていました。

 

施設に入所された後に面会に来られた家族様が「本当に施設に入ることができて良かったです・・・」って安心された姿がとても印象的でした。

 

そもそも健康寿命(介護が必要ない状態)と寿命とは10年ほどの開きがあると言われています。

 

言ってしまえば介護の期間は10年近くあるということです。

 

この期間社会から孤立してしまった家族が社会に再び戻っていくのは難しいと思います。

 

介護者の高齢化もあるので介護後にすぐに介護が必要な状態になってしまうことだって考えられます。

 

自分の人生の大事な10年を親の介護に費やす必要性があるかと言われてみれば僕からしたらないと思います。

 

それならお金をもらいながら介護をするプロに任せるべきだと思っています。

 

子どもより他人に介護してもらうほうが気が楽という人は結構いる。

 

僕の今いる有料老人ホームでは機能が高い利用者様が多い傾向になるのですけど、「子どもに介護してもらうのはなんか嫌」って理由で自分の意思で施設位入った人もいました。

 

「親孝行のために介護をする」と思っている方もいるかもしれないですけど、それが本人から負担になっていることも結構あります。

 

そういう気持ちの部分は元気なうちにしっかり確認するべきなんだろうけど、できなかった場合に家族の意思が本人の意思となってしまうことが多いです。

 

施設に親を預けることが悪いことだと思い込んでいる人が一定数いるのも分かるのですけど、一時期の気持ちによって長い期間介護に縛られるのはどうかな?って思ってしまいます。

 

介護施設に入ることによって家族以外のつながりも新しく生まれるケースだってあります。

 

実際に施設に入ったとしても介護度が軽い人なら普通に外に友達と遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったりみたいなことは普通にしています。

 

施設内のイベントや他の利用者さんとのコミュニケーションをとることができます。

 

施設の中で一つの社会ができているので、介護される方も孤立しづらくていいのではないか?って思ったりもします。

 

 

介護状態になる前の本人との密な話し合いが介護破産しないために大事なこと

 

家の中で自分の家族に面倒を見てもらうだけの日々もどうかと思ったりもします。

 

もちろん本人の意思ということがあるのだけど、介護施設が増えてきた背景から家で絶対に介護をしなくちゃいけない時代でもないです。

 

介護される本人よりも介護者自身が元気な事のほうが僕は大事だと思います。

 

介護をして消耗してしまって、次の介護対象者になってしまうのも気の毒な話だと思ってしまいます。

 

介護破産をしないために大事なことは本人との密な話し合いだと思っています。

 

具体的にこれは話しておいたほうがいいこととしては

 

  • 延命治療を希望するのか?
  • 相続はどうするのか?
  • 葬儀に関する希望は?
  • 自分が自宅で介護が出来ない趣旨を伝える
  • 重要書類やハンコの場所は?

これらを話しておいて何かしらの書類に残しておくほうがいいのかな?って思っています。

 

特に早い段階で「自分は介護できません」って親に伝えることは大事なのではないかと思ったりしています。

 

早めにいうことによって、親は子供を当てにしなくなるので自分で施設に入るためのお金を貯めるようにもなると思いますし、自覚を持った生活をすることができます。

 

後は、初期症状が出たときにすぐに介護施設への入居申請ができることもいいですね。

 

重症化してしまうと自分自身で判断することができなくなってしまうので、家族が判断することによる負担が上がってしまいます。

 

あらかじめ決めておけば「これは本人と話して決めたことだから」と割り切った判断がしやすいです。

 

お互いが嫌な思いをしないためにもあらかじめの話し合いは大事だと思います。

 

 

施設は介護士や看護師などあらゆる職種が常住していて物品環境が整っている

 

1対1で介護できる在宅のほうが充実した介護と思うかもしれません。

 

しかしあくまで家族での介護は素人の介護ではあります。

 

家に介護をする環境を整えるのはお金もかかりますし(介護保険で安くはなりますが・・・)自分で全てしようとしても大変です。

 

他人に介護されるのが嫌という気持ちがあるかもしれないですけど、後々の自分の人生のことを考えたら圧倒的にプロにお任せしたほうがいいと思っています。

 

介護士はお金をもらって介護をしている資格をもったプロでもあります。

 

もし何かがあったとしても素早い対応をすることができますし、在宅で介護をするよりも環境が整っていて安全でもあります。

 

介護士の事件が気になる人もありますけど、それはごく一部の話です。

 

ほとんどの介護士は高いプロ意識をもった人たちです。

 

逆に施設を信用できないのなら自分たちで見るしかないですけど、それだと時間もお金も消耗してしまいます。

 

まずは介護者の負担を軽くすることが親の介護において優先事項です。

 

間違っても一人で抱えずに近くの市町村役場に相談に行ってみてください。