ベーシックインカムの懸念は制度設計をちゃんと行えば解決可能な問題である。

f:id:fukai19930806347:20180401200531p:plain

どうもたんたん(@tantan4423)です。

 

今回もベーシックインカムの考察をしたいと思います。

 

ベーシックインカムとは無条件ですべての国民に一律の現金を支給するというシステムです。

 

最近は日本でもベーシックインカムハウスというものが出てきています。

 

これは家と毎月15000円の支給するシステムです。

 

 

この話だけを聞くと僕たち国民は「なんて素晴らしい制度なんだ」と思うかもしれません。

 

現に僕もその魅力に取り憑かれ、ベーシックインカムの著書を読み漁り理解を深めようとしています。

 

今の所ベーシックインカムに関してはメリットだらけです。

 

 

しかし、ベーシックインカムの議論をする時に必ずと言っていいほどある懸念が出てくる。

 

今回はこの懸念とその懸念は根拠が無く、ただ不安になっている事を伝えたいと思います。

 

 

ベーシックインカムへの懸念とは?

 

 ベーシックインカムを導入するにあって、必ずと言っていいほどされる懸念は

 

  • 働かない人が増えてしまう
  • 財源が無い

という二つの問題である。

 

ベーシックインカムという言わば不労所得が国民全体に行き渡れば、働く必要性がそこまで減ってくるかもしれない。

 

ベーシックインカムは巨額の資金を社会保障に投じる制度なので財政赤字が続く日本において厳しいのではないか?っていう声もある。

 

しかし、これらは何の根拠もない主張であって、適切な制度運営さえできていれば全然大丈夫だと言いたいです。

 

後は大きな二つの障壁がこの制度の導入の邪魔をしています。

 

 

働かない人を増やす事への誤解

 

これまで、多くのベーシックインカムに似た制度の導入実験を行ってきたました。

 

そこで、働かなくなった人が増えたという結果はどこにもないっていうことをまず言っておきたいです。

 

しなくて良い仕事を離れることができた人が育児や勉学に集中すると言った国からしたら非常に良い方向に世の中が向いていきました。

 

お金に余裕ができると、自分がいかに意味のある仕事をしている事や自分自身の投資へと目を向けるようになります。

 

そもそもベーシックインカムの導入は仕事のあり方について再び考えさせられる良い機会になると思っています。

 

今における仕事は「生き延びるために無理をしないといけない」という位置付けであっります。

 

フリーマネーはその生き延びるための仕事の概念をぶち壊してくれます。

 

実験においては、お金に余裕ができた人は社会と関わる為に仕事をする方向性になった。

 

それが良い事か悪い事かは明らかであると思います。

 

ベーシックインカムというフリーマネーを人が持ったら、堕落してしまうなんて人の事を信用してなさすぎるのではないか?って思ってしまいます。

 

 

財政が足りない事への誤解

 

ベーシックインカムは巨額な資金を必要という事実から、理想論と言われてしまう事が多い。

 

しかし、今の制度にこのベーシックインカムを入れ込むのではなくて、現在の社会保障から財源を確保するという考えをすれば良いと思う。

 

ちなみにベーシックインカムの支給額の理想としては8万円と言われている。

 

そしてそれを実行する為に必要な額は122兆円である。

 

この財源の確保の具体的な方法を書いていくと・・・

 

  • 国民年金、基礎年金・・・22.2兆円
  • 生活保護の扶助・・・1.2兆円
  • 失業保険・・・1.5兆円
  • 厚生年金・・・32.4兆円
  • 国民負担の税を増やす(消費税増税
  • 資産課税(法人税は下げる)

 

これほどやれば実現は可能だと思えてきませんか??

 

増税に関しては、反対の意見が多いかもしれないです。

 

しかし、無条件の給付を受けられるようになる事を考えると安いもんだと思う。

 

今現在、日本の国民による税負担が他の国に比べて低い32,7%(2014年調べ)となっています。

 

この水準を欧米諸国並みの60%台に乗せれば実現は現実的なものになるらしい。

 

あとはベーシックインカムを導入したら必要なくなる社会保障制度がある。

 

この金額と運用していくための人件費をこの制度に充てる事となります。

 

ベーシックインカムは無条件の給付なので、人件費を抑える事ができます。

 

後は富の再分配という視点から富裕層から多くのお金を集める視点もあったほうが良いです。

 

そんな事をすると海外に逃げてしまうので、法人税の引き下げもセットで行うと良いと思います。

  

実際の数字を並べてみて必要ないところを削って、それでも足りないなら負担を増やせば実現は可能だと思われます。

 

さいごに・・・

 

いかがだったでしょうか?

 

これらの懸念される事は適切な制度設計さえ行えば解消される問題でもあります。

 

歴史的背景からみてもこれらの懸念はただ単に不安に感じているだけであって根拠もありません。

 

働かない人が増えるという事もフリーマネーがあれば嫌々している仕事をせずに本当に好きな仕事を出来ます。

 

財政に関しても既存の社会保障費を削り、税負担を少しあげれば実現可能です。

 

この記事でベーシックインカムに対する誤解を解いていただけたら僕も嬉しいです。