世の中にはお金を使い切れないほど持っている人が一方で、毎日の生活すらままならない人がいます。
資本主義の世界ではそれが当たり前です。
しかし、こんなに技術が栄えてスマホ一つでだいたいの事が出来る時代に同じ労働をしているのにこんなに差があっていいものか?って思う事があります。
本当に世の中が必要としている仕事をしている人の給料より、他人を不幸にしている人がその何十倍もお金をもらっているのは本当に正しい姿なのでしょうか?
今こそ広がりすぎた格差を埋めるための富の再分配(ベーシックインカム)をするべきではないか?と僕は思っています。
富の再分配とは税制度や社会保障によって世の中のお金を公平に分配しようという事になります。
富の再分配(とみのさいぶんぱい、英: redistribution of wealth)または所得再分配(しょとくさいぶんぱい、英: income redistribution)とは、所得を公平に配分するため、租税制度や社会保障制度、公共事業などを通じて一経済主体から別の経済主体へ所得を移転させることをいう。
(ウィキペディア参照)
富を得ている人からしたら、自分の富を奪われるので、反発するのは当然かもしれない。
その富だって元々はみんなの富であってそれを奪い取ったに過ぎない。
奪い取った富を均等までにはいかなくても税の負担によって少しは平にしていこうという事をこの記事では伝えたいと思います。
仕事の有益性を確かめる方法
世の中の多くの人は有益な仕事をしたいと思っているのですけど、その大半は「自分のしている仕事は意味がない」と思っています。
多くの人が有益な事を仕事にしたいと思っているけど、有益な仕事は賃金が低い傾向があるので、生活の為に断念せざるを得ない。
— たんたん@夜勤介護士ブロガー (@tantan4423) 2018年3月26日
そして仕事をしている人の大半が『自分の仕事には意味がない』と思って、現状は意味のない仕事をひたすら回しているだけであるとのこと。
意味のない仕事や本当は必要ない仕事の見分け方はストライキをして困る人が多い仕事です。
有益な仕事かどうかを判断する材料としてストライキをするという事がある。
— たんたん@夜勤介護士ブロガー (@tantan4423) 2018年3月26日
・保育士
・教師
・介護士
・ゴミの収集員
・消防士
・警察官
この職業がストライキを起こしたら混乱して、世の中が回らない。
この仕事達は薄月給で激務であるのでいつストライキが起きてもおかしくないと思う。
以前、待遇に不満を持った保育士がストライキを起こしそうとした事があり、騒然としました。
キャンペーン · 保育士の今年度からの処遇改善を求めるストライキにご協力下さい! · Change.org
実際に保育士がストライキを起こして職場に来なくなってしまうと、多くの子持ちの人が困ってしまいます。
介護士がストライキをしてしまえば、老人ホームに入所している高齢者の多くが亡くなってしまいます。
はれの日事件で当日着物を着れなくて困った人いたのですけど、別に着物を着れなくても生命の危機にさらされることはないでしょう。
ここで言いたいのは、ストライキをして健康で最低限度の生活ができなくなって大きな被害を被る人が発生するリスクのある職業の給料が少ないということです。
ストライキを起こしてもそんなに影響が無い職業が富を得ている
逆にストライキを起こしたところで、そんなに大した影響が無い仕事をしている人が富を築いているのです。
- トレーダー
- 人の負の感情を煽って物を買わせるアフィリエイター
- ネットマーケティング業
とかそうですね。世の中は豊かになればなるほど、必要無い仕事を生み出していきます。
僕が書いているこのブログだって別に無くなったって死んでしまう人が出てくるわけでは無いですからね。
無くてもいい仕事が溢れたせいで、必要な仕事をする人の立場が弱くなります。
保育士や介護士なんて無くなったら困る人が多いが、平均収入を大きく下回る。
世の中には収入が多い人は価値ある仕事をしていると思い込んでいる人がいる。しかし、実際は価値がある仕事をしている人はあまりお金をもらっていません。
だからこそ、本当に必要な仕事をしている人や、お金を持っていなくて犯罪を犯してしまいそうな人にその富を再分配するべきだと主張したいです。
ストライキをしても世の中が揺れない仕事はどんどんAIに淘汰される。
— たんたん@夜勤介護士ブロガー (@tantan4423) 2018年3月26日
・トレーダー
・ブロガー、アフィリエイター
・弁護士(名誉毀損や特許関係で稼ぐため)
・銀行員
他人の富を奪って栄える人が多いのでその富を再分配する必要がある。
だから高額所得の高額負担は当然ではあると思う。
AIとベーシックインカムによって淘汰されるのは人を不幸にして稼いでいる仕事 - ゆとり男とミニマリストの融合ブログ
AIとベーシックインカムの導入で富の再分配を進める
仕事の有益さと収入のバランスが非常に悪い。
— たんたん@夜勤介護士ブロガー (@tantan4423) 2018年3月26日
世の中は逆の方向に左右しやすい。
大して必要もないネットサービスを提供している責任者側が本当に必要な仕事をしている低所得者を見下しているのはよくよく考えるとおかしい。
高所得層の国を作っても必要な仕事をする人がいないから破滅するでしょ
しかし、今の時代は発達した機械技術がある。
必要が無いうえに、多くの人の不利益になるような仕事を人間の手が及ばないように機械化をすることが出来る。
低所得者を見下す高所得者がいるけど、それはお門違いも程々だ。
富はみんなのものであり、それをたまたま一部の人に偏ってしまった話で、自分の富を他人に渡さないのは単なる不平等である。
なので、高額所得者の税の高負担は合理的な考えでもある。
実際に仕事の機械化が進んでいくと仕事をする事ができなくなる人が増えるので、その人たちに対する社会保障費が増してくるのは明らかだ。
現状の生活保護制度だと受給までの手続きに時間を取られるし、そのための人員配置にもお金がかかる。
役所による水際作戦で生活保護を受給するべき人が受給できない事案だって出てきている。
これから社会保障を受給する人が増える中でここまで手間をかけてしまうのは無駄でしか無い。
だからこそ、生きていれば月に決まった額を支給するというベーシクインカムの導入を僕は勧めたい。
一律の支給があれば、意味が無いと思える仕事を辞めて、世の中に意味があると思えるような仕事を選ぶ人も増える。
別に働きたくなかったらベーシックインカムを受給してそのまま働かない生活を謳歌すればいいと思っている。
今はあまりにも富が偏っているので、もう少しその富を持っていない人に流すべきだと思っている。
それだけで、世の中の豊かさはグッとアップすると思っている。
その他にもベーシックインカムによるメリットがあるのでまとめた記事を読んでいただけると嬉しいです。
ベーシックインカム導入する5つのメリットを説明します - ゆとり男とミニマリストの融合ブログ
さいごに・・・
共産主義的な文章になってしまいましたけど、技術がこんなに発達した今の時代で余裕を持って生きている人が少ないのは問題だと思う。
一部の人が豊かになっても仕方ない。
国という一つのチームとして世の中を回している以上、多くの人が豊かに生きられる事をもっと追求してもいいと思っています。
ベーシックインカムに関しては以下の本を読んでいただけると分かりやすいと思います。

隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働
- 作者: ルトガーブレグマン,野中香方子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2017/05/25
- メディア: 単行本
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